ラッセンが行っている社会貢献について

日本の画家と諸外国の画家をくらべると、社会貢献・環境貢献に対する意識に違いがあるのは確かです。

ラッセンの思いや具体的な活動について考えてみましょう。

■彼の中にはもともと子どもたちへの愛があった。

クリスチャン・ラッセンは海を身近にして育ち、その美しさと偉大さに魅了されて名作を生み出してきました。

もともとラッセンの中には、子どもたちにこの海の素晴らしさをもっと知って欲しいという熱い思いがありました。

どうすれば絵を通じて子どもたちにそのメッセージを送れるか、それがラッセンの隠れたテーマでもあったのです。

彼の画業は子どもたちへの愛と環境保全に直結していたと言えます。

■誤解がうずまくラッセンのエンタテイメントな活動。

ラッセンを評して、「彼の絵はビジネスモデルの道具にすぎない」、「金儲けの道具だ」という人もいますが、ラッセンが自分の絵をジグソーパズルやトランプなどへ拡大させたのは、「そうすれば子どもたちとの接点が増える」と考えたからです。

またこれまでには国連キャンペーンの一環である『クリーンオーシャンキャンペーン』でサンクチュアリをテーマに絵を描き、国連の記念切手にも採用されています。

■ラッセンが国連キャンペーンに協賛した切手の収益の一部は、環境保全活動などさまざまな分野の費用に使われています。

日本の画家で、社会貢献活動などに自費を投じたり、地位や技能を利用して環境活動を行なったりしている人はごく少数です。

ラッセンにくらべ収入が少ないというのもありますが、同じ画家でも活動の範囲が違うのは確かです。




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